バナナはおやつ

しがないOLの人生とその先について。

パートナーシップをする話

3月末にパートナーシップ宣誓をしに行きます。
それに伴って結婚指輪をオーダーしに行ったり、式場を探したりしています。結婚式は2023年とかだけど。

パートナーシップ宣誓をすることになった直接のきっかけは、恋人に誕生日プレゼント何が欲しい?と聞かれたときに、パートナーシップしたい、といったこと。

何がきっかけだったんだろうな、と思ったりもしたけど、一緒に住み始めてからゆっくり確実にいろいろなことが変わっていった結果かなと思います。

特に年末年始から、それぞれの実家に顔を出したり、恋人が私の実家に来てくれたり、私が家族にカミングアウトしたり、腰を痛めたり。激動でした。家族とは、結婚とは、と二人で考える機会が増えて、喧嘩もたくさんしました。まじでめっちゃ喧嘩した。たぶん普段から喧嘩は多い。


書き残したいことが山ほどあるけど、ここ最近の私はこんな感じでした。身内の怪我とか病気に直面して、将来のことを考えたり調べたりしましたが、ロールモデルが本当に少ない。男同士ならあるけれど、女同士って本当にない。びっくりした。同性愛者のカップルって本当に社会の外側に居るんだなと感じました。

先が見えない怖さはあるけど、それでもパートナーシップ制度があって、公に批判したら後ろ指刺される、今の時代に生まれてきてよかったなと本当に思います。
自治体が応援してくれるし、携帯が安くなったりするし、いいことあるじゃん、って感じです。


2人で話していて、我々はたぶんいい意味でも悪い意味でもパートナーシップに期待していません。だってこれはただの決意表明だもの。家族になる、一緒に生きていくための手段で、目的でない。今後公正証書も作るつもりでいるし、それだけの覚悟があるよっていう主張がしたい。
特に何もできない私たちだけど、これからの当たり前を作れるように、ただただ生活していきたい。

結婚式や結婚の体裁を取りたいのは今までかかわったすべての人に、嘘をついてきてごめんなさい、今まで人生に関わってくれてありがとう、わたしはこんなに幸せだしこれからももっと幸せになります、と伝えたいからです。あと当たり前みたいな顔して祝ってくれ。という一世一代のわがままです。

結婚指輪を買う時も、式場の相談をするときも、みんなが私たちに「おめでとうございます!」って言ってくれるのが本当にうれしかったんです。毎回泣きそうになりました。割と情緒不安定でした。
そうやってだんだん家族になっていく過程を、今は楽しみたいなと思います。誰がなんと言おうと私の家族は女性(と犬の男の子たち)なので、変にごまかさずに、すこしだけ勇気をだしてみてよかったなと心から思いました。

あ~~~~~~~~~~~~~~~~全世界に手放しで祝福されたい!!!!!!!祝福しろ!!!!!!!!!!!!!ありがとう!!!!!!!!!!!!!!